8回目となる鬼峠フォーラムは,下記のとおり開催されます。今年は2010年以来4年ぶりに,2代目の鬼峠を越えます。この新鬼峠ですが,ニニウ側の廃道区間が,いまだに正確にはたどれていません。今回は,事前の調査を踏まえて,なるべく忠実に当時のルートをたどることを目指します。
前日には過去のフォーラムを振り返る企画も予定しています。峠越えを通して,我々は何を考えてきたか,そしてこれからの生き方を問う,そんな機会になるのではないかと思います。
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鬼峠フォーラム2014
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2014年3月21日(祝)−22日(土)
●主催 しむかっぷ公民館(自主創造プログラム)
鬼峠フォーラム実行委員会
●後援 スローフードしむかっぷ
●開催趣旨
今はなき、占冠中央からニニウへ通じる「鬼峠」。すべての人、すべての物資
が通ったこの峠をスノーシューで辿り、朽ち果てそうなニニウ神社の小さな祠の
雪下ろしをして、奉納相撲をとる。陸の孤島といわれた占冠からさらに3時間の
地ニニウで暮らした当時の人々と心を通わせ、現代の豊かさを問う。そして地域
の未来を考える。東日本震災から3年、本当に大切なものは何か。
今年は1日目に座学と交流会を設けて、鬼峠について学び、峠やニニウへの思
いを大いに語り、翌日には昭和35年まで使われていた「鬼峠」越えに挑みます。
「鬼峠とは…」
昭和56年まで鉄道もなく陸の孤島といわれた占冠。ニニウはその占冠からさら
に鬼峠を越えて3時間の集落だった。現在の鵡川に沿った占冠〜ニニウ間の道が
出来たのは昭和35年のこと。入植のはじまった明治41年からこの道が出来る昭和
35年まで実に50年以上、最盛期には30戸もの人々が住んだニニウへの唯一の道が
この「鬼峠」だった。この道を通り、夢を求め入植した家族、嫁いできた女、逃
げていった男、すべてのひと、すべての物資、そしてひとびとの夢や想いも、す
べてこのまぼろしの峠を越えていったのだ…。
●日程
3月21日(金)
15:30 役場前集合でバス移動 > 湯の沢温泉
15:45 個別集合 湯の沢温泉
16:00 鬼峠フォーラム
座学 過去の7年を振り返る「我々はなぜ鬼峠を越えるのか」
18:00 鬼峠交流会 湯の沢温泉 ドラマ「鬼峠」(1984)を鑑賞
3月22日(土)
8:00 道の駅集合 スノーシューで鬼峠を越える
13:00 ニニウ神社 ニニウ神社雪下ろし 奉納相撲
15:00 道の駅解散
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参加費など
●鬼峠交流会
参加費 2000円+1品持ち寄り+お酒飲む方1000円+飲まない方500円
●宿泊(湯の沢温泉) 4,500円(朝食付)
●鬼峠越え 参加無料
●持ち物
○峠越え参加の方 スノーシュー、ストック、お弁当(保温の工夫を)、飲み
物、携帯食、防寒着、着替え
※プローブ(ゾンデ棒)、携帯ショベルをお持ちの方はお願いします。
※スノーシューレンタル希望の方は事前にお申し込みください。
●交流会
みなさんからの1品持ち寄りをお願いします(できれば占冠の昔からある料理・
地元素材を使ったもの。食べきれないので少量でお願いします。)お持ち帰り用
タッパも各自お持ちください。2次会用お酒、おつまみ差し入れも大歓迎です。
●参加申込(3月14日締め切り)
申し込み先 占冠村公民館(教育委員会)
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2014年02月28日
鬼峠フォーラム2014
posted by onitoge at 23:13| Comment(0)
| 日記
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