2011年06月15日

イングリッシュガーデンの心

花壇を作るからには,見た目を良いものにしたいと思い,たまに本屋の園芸書コーナーに行きますが,昨今の園芸書で参考になる本はまったくないといって過言ではありません。イングリッシュガーデン風の庭づくりを紹介している本ばかりだからです。なぜゆえ日本でイングリッシュガーデンなのでしょうか。

北海道には,MyLoFE(隔月刊),花新聞ほっかいどう(隔週刊)という2つのガーデンニング専門誌があり,これはすごいことだと思うのですが,これらの雑誌で紹介されるのもイングリッシュガーデンばかりです。
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MyLoFEの5-6月号の特集は「タイプ別春のガーデニングプラン」でしたが,タイプ別といいつつ,すべてのタイプがイングリッシュガーデン風です。さらに残念なのは,ガーデニングの面白さが伝わってこないことです。

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少し前に読んだ本ですが,カレル・チャペック著「園芸家12カ月」と,緑ゆうこ著「植物になって人間をながめてみると」。前者の著者はチェコの園芸マニア,後者の著者はイギリス在住の園芸マニアです。

これらの本を読むと,日本のイングリッシュガーデンは形だけ真似したもので,その本質が全然伝わっていないということがよくわかります。

実は園芸以外でも同じことが言えるのではないでしょうか。農業は欧米にならって大規模化せよ,都市も欧米のコンパクトシティをモデルにせよと言いますが,結局,それらを日本に導入したとしても,その心はなかなか伝えられないのではと思います。
本質が理解されないままに,形だけが外国化していくことに危機感を覚えます。
posted by onitoge at 23:43| Comment(0) | 日記
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