2011年04月24日

まつろはぬもの

本を読んで泣いたというような記憶はあまりないのですが,この本には泣きました。先週,札幌へ2往復する間に一気に読みました。
大きく分けて,屈斜路コタン,釧路,旭川での少年時代の話と,満州に渡って以降の話に分けられますが,新聞の書評にもあったとおり,少年時代の話はぜひ多くの人に読んでほしいと思いました。
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まつろはぬもの−松岡洋右の密偵となったあるアイヌの半生,シクルシイ,寿郎社,2010.11

子供の頃,家でも学校でも戦争の話ばかりという環境で過ごしたので,戦争の話はもうさんざんと思っていましたが,実は戦争のことをまったくわかっていなかったことに気がついたのは,この3年くらいのことです。きっかけはビートたけしが東条英機を演じたTBSドラマ「あの戦争は何だったのか」を見たことです。実際,終戦から65年以上がたち,ようやく冷静に太平洋戦争のことを振り返る機運が出てきたようにも思います。

三波春夫さんが亡くなって今月で10年がたちました。最近はもっぱら高度経済成長時代を象徴する人物として語られることが多くなりましたが,戦争の前線,そしてシベリア抑留を経験した数少ない芸能人でもありました。いま生きていれば,どんなことを私たちに語ってくれるだろうかと思うことがあります。
先日,BS日テレの「徳光和夫のトクセン!!」という番組で,三波春夫の特集があり,私も見たことのないような映像があり,大変感動しました。
明日24日には,同じくBS日テレで「没後10年…三波春夫スペシャル」という2時間番組があり,これも大変楽しみです。
http://www.bs4.jp/guide/entame/minamiharuo_sp/
今の時代だからこそ,多くの人に見てほしい番組だと思います。
posted by onitoge at 00:06| Comment(0) | 日記
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