2015年04月02日

種のカタログ

毎年いろいろな種屋さんに足を運んで不思議に思うのは,お客さんが年配の人ばかりで,若い人がいないことです。若い人は通信販売で種を買っているのでしょうか。
確かにカタログを見て種を選ぶというのは,とても楽しいことですが,できればカタログを参考にするとしても,種は種屋さんを通して買いたいものです。カタログで種を買ったとしても,その地域の気候に合うかどうかわかりませんが,熱心な種屋さんだと,その地域に合った選りすぐりの種をいろいろな種苗メーカーから取り寄せて店頭に並べてあり,種屋さんごとの特徴を見て歩くのも楽しいことです。
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日本の2大種苗メーカーは,サカタのタネ(横浜)とタキイ種苗(京都)です。カタログは,年2回発行で,大きめの書店で100円で販売しています。それぞれ友の会があって,入会すると月刊の情報誌が届きます。私も以前サカタの友の会に入っていました。

以下は種屋さんで無料配布しているもの。
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トーホク(宇都宮)も花,野菜とも扱っており,北海道でも3番目くらいによく見ますね。
渡辺採種場(宮城)は野菜専門で,北海道でも結構見ます。いわゆる松島交配の種で,最近はミニトマトの「GFプチぷよ」,中玉トマト「Mr. 浅野のけっさく」が大ヒットしています。
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トキタ種苗(埼玉)も野菜全般を扱っていますが,「グストイタリア」シリーズが,北海道ではよく目にします。
福花園種苗(名古屋)は花専門。以前は小売りの種袋を結構見かけたのですが,最近非常に少なくなりました。サカタやタキイにはない独特の上質な花をライナンップしているのですが,営利栽培向けが主らしく,一般に入手しずらいのが残念です。
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ナント種苗(奈良)は「紫とうがらし」など伝統野菜で北海道でも知られるようになりましたが,一般の野菜の種にしても曲者,際物ばかりを扱っている種苗メーカーです。
パイオニアエコサイエンス社(東京)は,マウロの地中海トマトで新品種をどんどん開発しているようです。種苗メーカーは明治,大正以来の老舗が多い中で,珍しい新興のメーカーでトマトも従来型メーカーの品種とは毛色が違うように思います。トマトはどこのメーカーも一本仕立てを推奨する中,放任のソバージュ栽培を推奨していますが,これは好き嫌いがありそうです。

その他,中小種苗メーカーを含めれば無数にあります。農家で作る野菜の品種はかなり限られており,ごく一部の品種を除けば直売所,家庭菜園向けに少量が流通しているだけだと思うのですが,よくこれだけの種苗メーカーがあるものだと不思議に思います。
posted by onitoge at 23:28| Comment(0) | 日記
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