久しぶりの投稿となります。
忙しいこともありますが,気持ちの面もありそうです。
その原因として自覚していることが一つあって,4年ほど前に,当時著作なども読んで心酔していた井上魅夜さん(今は違う名前で活動されています)が,休日の過ごし方について書かれたブログがきっかけでした。
週末,名古屋に行って映画「恋とボルバキア」を見てきました。

12月から東京で上映が始まって,連日いろいろな人が舞台あいさつに立っていますが,井上魅夜さんの舞台挨拶がある名古屋の初回に行って来ました。
かつては一世を風靡した人でありながら,しばらく所在がわからなくなっていたのですが,映画ではその間のことが記録されていました。タイミングや運もあったでしょうが,監督さんもよく撮っていてくれたなと思います。
いろいろあったようですが,人としての魅力は間違いなく増したように思います。
舞台挨拶も濃かったですし,販売していた公式プログラムが,普通の映画では見たことのない充実したものでした。プログラムで大島氏が書いていた「これらを見る人々が自分たちの無色透明さに気付く物語」というのが,私もいちばん感じたことだったかなと思います。
いまは,名古屋で「やまと男ノ娘」というお店を経営されており,前の日に押しかけて直接お話を伺いました。
件のブログの記事は,思ってもいなかった背景があったようで,心を入れ替えて頑張ろうと思いました。
お店のほうは,和風の作りがいいなと思っていたのですが,実際訪ねてみると,それ以上にスタッフの方や訪れているお客さんの精神的な清潔感を感じ,心洗われるものがありました。
食事も凝っていましたし,もっと気軽に訪れていいお店なんだなと思いました。
posted by onitoge at 01:09|
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