2015年07月04日

赤平駅と芦別駅が無人化?

今日の道新朝刊によると,根室本線の赤平駅と芦別駅が10月で無人化される方向となっているようです。これらの駅が「みどりの窓口」を有する有人駅で残っているのは,炭鉱の遺産そのものなわけですが,ついにこのときが来たかという感じがします。
私も,札幌の大学に進学したときから,根室本線の滝川〜富良野間はよく利用しており,赤平駅,芦別駅も最近は年に1,2度利用しています。やはりこの沿線特有の雰囲気があり,たまに行ってみたくなる魅力的な駅です。
いてもたってもいられず,今日両駅を訪ねてきました。
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赤平駅。駅舎が建て替えられても窓口は残ったのでほっとしていたのですが。
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貫禄ある,2,3番線の屋根つきホームは,旧駅舎時代のまま残っています。ホームから立坑櫓を望むことのできる駅は,全国にもうあといくつあるのでしょうか。
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芦別駅。国鉄時代の雰囲気をそのままに残している点では,北海道随一でしょう。
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駅前では,ちょうど18日の健夏山笠に向けて,今日17時から飾り山が公開され,神事が行われていました。駅員さんも「ちょうど良いときに来られましたね」と,祭りの様子を話してくださいました。
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これも道内では最も年季が入っていると思われる改札案内板。カチッとレバーを倒すと「次の改札は」が「只今の改札は」に変わり,「特急札幌行」の札を誇らしく掲げます。
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今日は旭川から「ラベンダーフリーパス」を利用しました。一日散歩より若干高いですが,特急券別途購入で特急に乗車できるので重宝しています。札幌,新千歳空港発だと「ふらの・びえいフリーきっぷ」があります。
きっぷの名前に惑わされて,富良野と美瑛の観光にだけ使う人が多いですが,根室本線の滝川〜富良野間と,函館本線の滝川〜旭川間もフリーエリアに含まれていますので,これらの沿線の途中下車の旅にも活用したいものです。

路線の廃止,有人駅の無人化,無人駅の廃止が,この先,なし崩し的に進んでいくことが予想されます。30年前の国鉄赤字ローカル線の廃止ラッシュの時には,各地で反対運動が起き,廃止が決まれば,盛大な記念行事,廃止後には鉄道記念館,鉄道公園の整備と,地域の人たちの鉄道への熱い思いが寄せられていました。
今は,仮に廃止になっても,そういうことにはならないのではないかと思います。まずは,今の実態を,平日・休日,昼夜,さまざまな季節を含めて,できるだけ多くの人に見てほしいと思います。そして,さしあたっての利便性で議論するのではなく,もっと広く深い意味で,いままで鉄道,駅が残ってきた意味を考え直したいものです。
posted by onitoge at 22:58| Comment(0) | 日記