我々の世代は,トラック野郎のテレビでの再放送が盛んに行われていた時代に子供時代を過ごしていますので,トラック野郎は大変親しみのある映画です。
この2,3年,またテレビでの再放送が増えて,私も改めてストーリーを理解しながら見ていたところ,鈴木則文監督,主人公の菅原文太さん,愛川欽也さんと相次いで亡くなられ,大変さびしい思いです。今日は3方の追悼の意味も含んだイベントだったようです。
一番星号。映画では最後に必ず泥をかぶったり,木の枝がぶつかって電飾がぼろぼろになりますが,本物が完璧な姿で現存してします。40年たっているという感じはしません。電飾は,現在のオーナーにより,ごく最近復元されたそうです。
新聞記事には,デコレーショントラック約250台が集結とありましたがこれは本当で,圧巻でした。普段目にする機会はめったにありませんが,どこを走っているのでしょうか。
トラックとして見た場合,私は祖父が堅気なトラックの運転手だったので複雑な思いがありますが,芸術品としては,装飾に込められた思いを1台ずつきちんと見て歩く必要があると思いました。