2015年05月31日

丸瀬布の藤

今年は藤の開花も例年より早く進んでいるということで,一度見てみたかった丸瀬布の藤園に行ってきました。
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場所は丸瀬布駅の裏,歩いて15分程度のところ。弘政寺から平和山公園にかけて約1kmの藤棚が作られています。一帯は静かな雰囲気で,途中には花畑をきれいにしている民家もあり,市街地から歩いていくのをおすすめしたいです。
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公園内の味のある売店。5/29,30とライトアップも行われたようです。6/14には藤まつりも開催されます。
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初めてじっくりと歩いた丸瀬布の市街地。本州の山村のような雰囲気を感じます。

今週末は,ちょっと勉強をしなければならなくて,家にいてはパソコンを見てだらだらとしてしまいがちなので,車中と宿で時間を作ろうとしたのが丸瀬布行の発端です。こういう場合,ここ2,3年,旭川から特別快速きたみで往復するというパターンを使うことがときどきあります。
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きれいに手が入れられた丸瀬布駅のホーム。殺伐とした近年のJR北海道の路線の中では,石北本線は事故も少なく,最も平和が保たれているように思います。特に,白滝から生田原までの遠軽町内を走る区間が良いですね。
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丸瀬布までは特別快速きたみで,丸瀬布から生田原まで特急を使いました。いまやどちらも遠軽町内の駅です。
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久しぶりの生田原駅。立派な駅です。
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宿は生田原駅のすぐ近くのノースキングを取りました。ここは食事がサービスを含めて素晴らしかったです。施設自体はバブルの時代の遺産のようなところがありますが,それを今の時代なりに大事に使おうとしているところが良いですね。
posted by onitoge at 23:26| Comment(0) | 日記

2015年05月24日

スロウ 道特集

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今月発売の「スロウ」43号の巻頭特集「道の途中で」で、鬼峠越えが取り上げられています。
鬼峠フォーラムも9年の積み重ねがあり、参加者の思いも様々なものがあるので、記事にするのは大変だったろうなと思いますが、正面からの切り口でとてもよくまとめていただけたと思っています。

今年3月の鬼峠フォーラムには私は参加できなかったのですが、別に取材を受けてコメントを掲載していただいております。なお、「鬼峠は人の生きる道そのもの……」のくだりは細谷さんの受け売りです。また、参考文献に出てきていませんが、郷土史家の岸本翠月さんの書かれたものが随所で参考にされて記事全体の基調をなしており、さらに言えば、ニニウの地の霊が我々に語らせているという理解で読んでいただいたほうがよいかもしれません。

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ほかにも「スロウ」ならではの道が取り上げられていますので、ぜひ購入されてじっくりとご覧ください。

この機に、昨年のフォーラムの報告もアップと行きたかったところですが、間に合いませんでした。弁明したいこともあるので、鋭意作成します。

あと、スロウの記事の中で、「初代鬼峠」「2代目鬼峠」という表現が既成事実化していますが、これは私が言っているだけで、占冠方面ではまったく浸透していません。あまり好きな表現ではないという方も多いと思います。ただ、これ以外に明瞭に2つのルートを区別できる表現がなく、やむを得ず記事でもこの表現を使用したものと思います。
posted by onitoge at 20:22| Comment(4) | 日記

2015年05月10日

間引き菜

4月半ばに播いたコマツナとカブがある程度大きくなってきましたので、今日から間引き菜を食べることにします。
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例によって、朝食のソバと一緒に茹でてしまいます。ソバさえ食べていれば、そんなに野菜を取る必要性は感じないのですが、やはり季節のものをいただくというのは楽しみにもなります。

ところで「間引き」ということについて、私など小1のころから間引きはするものだと教え込まれたので疑問は持たなかったのですが、かなり引っかかる方も多いようですね。中には間引きが嫌だから、家庭菜園はやらないという方もいるようです。
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以前もある方に言われたことがあって、あまり気に留めていなかったのですが、最近読んだ山崎ナオコーラさんの『太陽がもったいない』に、そのことが深く考察されていて、なかなか深い問題だなと改めて気が付きました。

ただ最近は、種の発芽率が良くなっていますので、厚蒔きする必要はなくなっていますし、高価な種子は間引きなしで全数育てるケースも出てきていますので、昔ほどめったやたらと間引きすることもなくなってきているように思います。こうして、間引き菜を無駄にせず、食べることができるのも家庭菜園ならではです。
posted by onitoge at 21:26| Comment(0) | 日記