今年播いた種で、2番目に咲いたのは意外なことに球根ベゴニアでした。2月15日播種で117日目の開花。球根ベゴニアは開花までに時間がかかり、北海道でも12月や1月に播いても良いと聞いていたので、花が咲くのは8月くらいになるかと思っていました。
これは球根ベゴニアの中でも実生可能なノンストップという品種。球根ベゴニアは直射日光に当ててはいけない、30℃以上になると株が融けるなど、日本では非常に育てにくいとされますが、ヨーロッパでは普通に花壇に植えられているそうです。
旭川ではどうなのか、だめでもともとで花壇植えにしてみました。
その土地で花がどう咲くか、冬を越すかなどは、データなどがなく、やってみないことにはわかりません。旭川は雪の保温力で基本的に土が凍りませんので、意外に越冬可能な花もあります。
まず、ナデシコの類は宿根するようです。今年も3種類が咲き始めています。
昨年播いた「初恋」。株の大きさにもよるのでしょうが、半分以上は越冬しました。
これは確実に越冬するテルスター。旭川に来て最初の年に播いて以来、8年目です。実家では高校の時に播いたものがまだ残っています。
これは名前を忘れましたが、花フェスタで苗を買ったなでしこ。
パンジーやデージーは、宿根したとしても、こぼれ種でだんだん先祖返りするのが実は厄介なのですが、なでしこは種ができないのか、先祖返りしないのが、花壇の花としては優れているところです。