2013年01月13日

デパートの展覧会

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子供のころ,今では公立の美術館でもなかなかできないような絵画の企画展を旭川の西武でやっていたものです。いまはそのギャラリースペースが道新文化センターになってしまったので,もう展覧会をやることはないのかと思っていたのですが,「フェルメール光の王国展」が昨年末からA館8階の催事場で開催されています。
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普段は日曜の17時過ぎといったらもう閑散としているのですが,たくさんの観覧者で賑わっており,20,30年前のデパートの賑わいを彷彿とさせるものがありました。なお,写真撮影OKでした。
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今日はもう一つ,三浦綾子記念文学館で始まった工藤和彦作陶展も見てきました。気づいたのが今朝でオープニングコンサートに間に合わなかったのは残念です。開催中の企画展「三浦綾子の少女時代」も見ごたえのある内容でした。
posted by onitoge at 22:54| Comment(0) | 日記

2013年01月12日

炭鉱盆踊り

富良野GROUPの公演「明日、悲別で」が,今日から富良野演劇工場で始まりました。昨年の夏にも同名の公演が行われましたが,バージョンアップしてこれらら3月までかけてまた全国を回ります。どうせ観るなら初回公演をと思って今日昼の回に行ってきました。
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舞台装置や演出は素朴なもので,メッセージだけで迫ってくるという感じの劇でした。
私も,「昨日,悲別で」のドラマをリアルタイムで見た世代ではないので,わからない部分も多々あったと思いますが,上砂川や歌志内は炭鉱が現役だった時代から身近な存在でしたので,いろいろ思うところがありました。
ただ,ひとつとても嘘くさく感じたのは,盆踊りのシーンです。これは,「今日,悲別で」からあったらしいのですが,振り付けが炭坑節なのです。上砂川や歌志内はいまでも盆踊りだけは道内でも,1,2を争うくらいに盛んなところで,北海道の炭鉱独特のベッチョ踊りの振り付けが継承されています。
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http://onitoge.sakura.ne.jp/sblo_files/onitoge/image/20100813214430.MP4
(動画は約20MBあり重たいです)
このベッチョ踊りは躍動的で舞台映えもすると思うのですが,せっかく今も残っている炭鉱で栄えた面影が無視されて,九州の炭坑節に置き換えられるのはやはりとっても違和感があります。

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帰りは歓寒村に寄ってきました。6年ぶりでしたが,2年前に寒々村から名称を変更し,新富良野プリンスホテルの近くに場所を移しています。開催内容も,子供の遊び場がメインになっているようでした。

一昔前はスキーをやらないと学校でも職場でも仲間外れにされたのが,いまではスキーをやるなんて奇特な人と言われるのですから,時代は一気に変わるものです。JR北海道でも今シーズンはついにスキー列車が全廃になりました。スキー場はかなり厳しそうです。
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そんな中で,ニングルテラスも今後どうなるのか気になりますが,手すりの柱には手の凝った雪だるまが置かれて,温かい気持ちにさせてくれました。
posted by onitoge at 23:30| Comment(0) | 日記

2013年01月07日

十勝岳連峰

少し前のことですが,クリスマスイブの日,旭川のツインハープ橋から十勝岳連峰がくっきりと見えました。
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この「十勝岳連峰」なのですが,「十勝連峰」と称されることがあります。現に,著名な小説や山岳書でも使われています。
しかしながら,これは私の主観ですが,地元では「十勝岳連峰」という言い方に愛着を持っているものと思います。北海道新聞,じゃらんなど,道内メディアも,多くは「十勝岳連峰」を使っているはずです。私自身,「十勝連峰」と言われれば何とも言えない残念な気持ちになりますし,「十勝岳連峰」と言われればほっと安堵します。

先日,地元紙が「十勝連峰」の表現を使っていたので,堪らず意見のメールをしました。

そもそも,十勝に接していない三段山や富良野岳などを含む山並みを「十勝連峰」というのはおかしいと思うのですが,仮に,「十勝岳連峰」と「十勝連峰」どちらでも間違いではないとしましょう。
しかしだからといって,どちらでもかまわないという問題ではないように思います。地元のことを思うのであれば,「十勝岳連峰」を使うべきであるという,気持ちの問題だと思います。この気持ち,わかりますでしょうか。
posted by onitoge at 00:29| Comment(2) | 日記