北海道新聞のイベント案内にも掲載されていましたが、しむかっぷふるさとふっつくふくらむ協議会主催の「持続可能な地域農業を考える集い」に参加してきました。平日にもかかわらず、村内外から多数の人が参加していました。

このブログのトップ画像で勝手に使わせていただいている風景写真は、上トマムですが、その上トマムから2名の農業者の方を講師に迎えての集いでした。知らなかったのですが、上トマムで現在農業を専業で営まれているのは、この2軒のみとのことです。「入植」という言葉を普通に使用していましたが、昭和52年入植の方と、平成7年入植の方です。大正、昭和期前半に入植した人たちはもうずいぶん前に全員離農しているそうです。

やはり、あえてあのような場所で農業を続けてこられただけあって、神様のような方々で、お話は大変印象的でした。
○本村の特性や地域資源を活かした「持続可能な農業」とはいかなるものか
○6次産業化や高付加価値を生み出していくためにはどうすれば良いか
○農業の発展、農業を通じた交流人口の増加を図るにはどうすれば良いか
といったテーマについてもコメントされていましたが、6次産業化に対して、
「新規で就農する人には考えてほしくない。まずは地味な土づくり、そこに根っこを張ることが大事」とすぱっと言い切るあたりはすごいなと思いました。
私は別に農業に転向するつもりがあるわけではありませんが、現に仕事上、農業とかかわりが出てきていますので、今日学んだことを日常に生かしていきたいと思います。

セミナー終了後、会場をトマムリゾート内のカフェRAPに移し、「高橋さんの短角牛を食べる会」が開催されました。えりも町の高橋さんの短角牛です。
それにしても、田舎でまじめに生活している人たちはいい顔をしています。田舎暮らしは無理でも、せめてまじめに生きていい顔なりたいものだと思いました。
あの落合のパン屋さん、フォーチュンベーグルズのマスターも参加されていてお話することができたのも嬉しいことでした。占冠では、来月富良野のイマイカツミさんの個展が開かれるとのことで、いろいろつながりが広がっています。鬼峠フォームも今年はまた新展開があるようです。
posted by onitoge at 00:51|
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