今日は七夕でしたが,町内会主催型の盆踊りはピークを迎えており,旭川市内だけで今日は10以上の櫓が立ったのではないかと思います。
短冊には正油ラーメンとか書かれていますが,最近ラーメン屋はもっぱらここばかり行っています。
昨日は,ゆうばり夏まつりに行ってきました。阿呆踊りには興味がなかったのですが,最後に黒ダイヤ囃子が踊られると知って,急遽午後から夕張に向かいました。
行きは旭川から岩見沢で室蘭本線に乗り換えて栗山へ,栗山から高速夕張号で鹿の谷へ,そこから再びJRで清水沢へと,クラシカルなルートで向かいました。
栗山で待ち時間があったので,商店街を歩いてみると,文房具と本を売っている店が2軒もあって驚きました。最近,地方の町村で元気に営業している店が非常に貴重に感じられます。
楽器屋もあったので入ってみたら,結構珍しいミュージックテープを売っていました。
最近知ったのですが,祖父が衛生兵時代に勤めていた病院に歌手の灰田勝彦さんが患者で来たのが縁で灰田さんと知り合いだったそうで,富良野に公演に来たとき野球の試合をしたと聞きました。私は野球をまったくやらないし,灰田さんの鼻にかかった声がどうしても苦手なのですが,不思議なものです。
この楽器屋さんには,ほかにも四家文子のカラオケ用テープなどもありましたが,いまどきカラオケで四家文子を歌う人などいるのでしょうか。私はもうかなりお年を召した頃の姿しか知りませんが,カセットテープのジャケットにあった若い頃の写真は,とてもきれいで驚きました。
栗山から夕張への道は,以前は平凡でつまらなく感じたのですが,いまの時代にあっては,継立,新二股,富野といった集落が非常に有り難く感じ,車窓を過ぎていくのが惜しまれました。
さて,本題のゆうばり夏まつりですが,なかなか活気があります。夕張もなんだかんだいって人口がまだ1万人以上おり,もともと大きなまちですので,存在感が違います。阿呆踊りは,一部の人は狂うようにして踊っていましたが,全体的に見ると激しい動きについていくのが大変そうでした。それに比べて,黒ダイヤ囃子は,曲から往時の炭鉱街の雰囲気が感じられますし,踊り手もいきいきしているように見えました。