2011年05月01日

春はなかなか

一昨日,今年初めて山鳩の声を聞きました。山鳩鳴いたら豆を蒔けと教わったものですが,豆を蒔くにはまだいくぶん早いように思います。
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昨日は久々に晴れたので,苗ものを全部外に出したのですが,ようやく春らしくなったかと喜んだのも束の間,ひどい風で,トマトの苗が根本からばきっと折れてしまいました。
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慌てて室内に戻して支柱にくくりつけました。先週は昼間に嵐が来て,低温障害で葉が斑入りのようになってしまうし,もうぼろぼろです。トマトの苗でこれほど苦労したことはありません。
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トマトの苗を無理にでも早く外に出したいのは,このガラスのこともあります。
Low-EのEは放射率の意味,ARは気体のアルゴンを指しています。ガラスの向かい合った面の片側に低放射処理をすることで放射による熱伝達を抑え,さらに中空層に空気よりも熱伝導率が小さいアルゴンを封入することにより,断熱性を向上させたガラスです。一枚のガラスに比べると熱の伝わりやすさ(熱貫流率)は約1/4,通常のベアガラスに比べると約1/2となります(外部風速3m/s,ガラス厚さ3mm,中空層12mmの場合)。現在の北海道の一戸建て新築住宅では8割以上がこのアルゴンガス封入Low-Eペアガラスを採用していると言われています。
それで,断熱性能が上がるのはよいのですが,低放射処理のため日射透過率が50〜70%に落ちるという副作用があります。一方,トマトは野菜の中でも最も光の要求度が高く,光飽和点が70,000ルクスです。これは,晴天下の照度に相当します。
正直,このLow-Eガラスというものがトマトの生育にどれほどの影響を与えるのかはわかりません。日陰の畑で立派に育っているトマトも見たことがあります。昼夜の温度差など別の問題が影響しているのかもしれません。
ただ,実家の単板ガラスの窓際で育てていたのと比べると,こちらに来てからは何となく苗が軟弱に育つ気がするので,早く外に出したいのです。
posted by onitoge at 23:14| Comment(0) | 日記